こんにちは。しなです。
話題の大阪万博に1週間通ってみましたので、しな的ベストレビューをしたいと思います。
売店・飲食情報は各パビリオンの紹介内に含めているので目次を確認してください。
そもそも万博とは
しなは前回の愛知万博に全く縁がなかったので、そもそも万博ってなんぞや…??という知識不足の状態でした。
同じような方向けに一言で説明すると、「世界の国々の文化を食事・展示物・音楽で体験できる一大イベント」です。数年に一度世界のどこかで開かれるので、オリンピックみたいなもんと認識してます。
大阪万博について
会場は大阪府の夢洲駅(ゆめしま駅)周辺です。大阪メトロ(電車)やバスで行くことができるので、遠方の方は新幹線でも飛行機でも大阪駅付近にさえ来てしまえば簡単に会場へ向かえます。
先に声を大にして言いたいのですが、ディズニーランドみたいな感覚でいくと違和感を覚えると思います。博物館に行くみたいな感覚でちょっと食事や飲み物が楽しめると思って向かった方がいいです。

パビリオンレビュー!
では、1週間以上滞在して良かったものを宣伝していきます!!!!
なお、フロアマップはつじさん(@t-tsuji)のものがとても見やすかったです..!
東ゲート入り口
ミャクミャク様がお出迎え。ビジュアルと発音でつい”様”をつけてしまいますが、冷静にとんでもないデザインだという初心を忘れてはいけません。

モンスターハンター
とは言ってもUSJみたいなもんでしょ?と希望を捨てていない民のために、先にアトラクション要素強めのところから紹介します。
東ゲート入場後の右手側を進むとアイルーが登場します。

モンスターハンターのXDホールの場所は細道の奥にあるので、初見では辿り着けないと思います。
ところが、実はこのアイルーたちの近くにこっそり足跡があります。

これを辿っていくとXDホールに到着できます。可愛い演出ですよね🐈🐾

肝心のアトラクションの内容は、ARゴーグルを装着して360°モニターの映像を見ながら手の動きを合わせて楽しむという内容です。
スマホや指輪を含む全ての荷物をロッカーに預けさせられるので撮影はできませんでしたが、犬派の私が猫派になりそうなほど楽しい体験をしたとだけ書いておきます💕
私の回は19名でした。おそらく20名くらいが定員だと思われます。どうりで事前予約が全然取れないと納得しました。。
モンスターハンターは先着並びはありませんが、当日9:00、12:30、16:30に予約解放がありますのでチャレンジしてみてください。

GUNDAM
お馴染みのガンダムです。私は初期のガンダムシリーズを見たことがないのでにわかです。
ガンダムも事前予約が中々取れないです。並びの先着枠はないので、当日予約に勝つしかありません。

建物前に大きなガンダム像があるので、特に外国人が喜んで撮影していました📷
膝立ちなのは、景観による高さ制限説や、近くの他パビリオンが見えなくならないように配慮説があります。たまに蒸気が噴き出していて目も光るのでリアルでした。
ガンダムパビリオンが一番USJみたいな感覚を味わえると思います。内容は宇宙エレベータに乗って夢洲から宇宙へ飛び立つというストーリー。

エレベータで上下に移動する演出や、いくつも部屋を歩いて楽しむ工程があったので子供連れにもいいと思います。

ここから先は壮大で激アツな演出があるのでご自身で体験を。

ガンダムは当日12:00、15:00、17:00、19:00に予約解放があります。当日枠は準備すれば結構取れます。

ちょっとした裏技。万博内は電波が弱いので争奪戦には不向きです。もしアカウントを管理できる家族が自宅のWi-Fi環境下にいたりすれば頼むのもアリですね。
住友館
住友グループが提供するパビリオン。めちゃくちゃ人気で事前抽選や先着予約は本当に取れないです。


当日開放はしているのですが、朝9:00前後に1回、お昼前後に1回あるだけです。しかも人数枠が非常に少ないです。。私は予約なしの当日開放で入場できました。
「列開放はしていません。並びも不可です。」のアナウンスが常に流れていますが、近くにそれとなく待っている人はたくさんいます。
そして「開放しました」のアナウンスがないのに、待っていた人たちが急に並び始めます。15秒くらいの出来事でしょうか。
おそらく開放権利を持っているスタッフが出てきたと判断したプロの一般客が動いたからでしょうね。たった15秒で行列ができ、その列の真ん中くらいで募集停止となりました。
「3時間待ってたのに…💢」と抗議している人もいましたね、、結局入れてもらえていませんでした(それはそう)
では、内容の解説です。


1グループ1つランタンを持って、森に見立てた広めな敷地内を探検することになります。
そして、ランタンを特定の枝にぶら下げたり、切り株に置いたりすると、生き物が動き出しながら自然・野生について解説が始まります。


トータルの所要時間は1時間くらいでした。これは確かに人数制限するしかないなという印象です。


これ以上は完全なネタバレになるので止めます。私の感想は、「幼児〜中学生くらいの子供が自然について考える教材として素晴らしい」です。
「おおかみこどもの雨と雪」や「獣の奏者エリン」のようなジャンルで、田舎で高原学習したのを思い出しながら時間を過ごしました。
売店
住友パビリオンの入場に関係なく入れる売店があります。
自然に関する文房具や生き物のぬいぐるみがたくさんあります。ランタンも売っていました。


フランス館


フランスパビリオンは体感3階建て以上だったので、歩いて楽しめる範囲がとても広かったです。
そしてフランス発のハイブランドたちやワイン、日本とのコラボなどとても良い展示物ばかりだったと思います。
少しだけどんなものかお見せします。
買うとしたらいくらかかるんだって感じ。


モンサンミッシェルと鳥居が縄で結ばれています。こうした演出は開催国の国民として嬉しいですよね。
あとは多くの女性が立ち止まって長時間鑑賞していたエリアがありました。それは秘密にしておきます。
売店
建物を出ると物販もあります。私はコインを買いました💰


スペイン館
スペインパビリオンはSNSウケしそうな演出でとても良かったです。入り口で生演奏をしていて、並んでいる間も楽しめる良い導線でした。
中に入るとディズニーの海底2万マイルを彷彿とさせる空間でスペインの歴史などが描かれていました。




扇風機で光らせるやつ。ここを抜けると一変します。


ライトで空間が一色になるのはエンタメ性があって非常に良かったですね。SNS映えしそうです。
売店・カフェ






最後に売店とカフェがあります。スペインでよく飲まれているお酒が売っており購買意欲をそそられます。
値段はお高いですが、まとめていろんなアルコールを楽しめるのは良かったです。
イタリア館


イタリアパビリオンはパビリオンからリング下まで列が伸びており、入場に5時間半かかりました。。。。
そこまでする必要が!?という気持ち。ごもっともです。入ってみると皆さんが言うとおり貴重な展示物ばかりで魅入っている人がたくさんいましたので、気軽に休みを取ってイタリアに行くことが叶わない方は並ぶ価値があると思います。






レストラン・テイクアウト
レストランは入れなかったのでテイクアウトについて記載します。
食事系とドリンク・ジェラート系で分かれています。






こんなに品数が多いところは珍しい。
ジェラートは2フレーバー、3フレーバーと選べてお買い得。種類が8種類もあって悩ましい。




安旨が鉄板のイタリアワインのグラスが¥1,450は解せないですが、ワインもジェラートもとても美味しかった..!!


ジェラートは大人の味、アマレーナがおすすめです。
サウジアラビア館
サウジアラビアパビリオンはとても人気で、リング下で2時間くらい待ちます。
外からも見えますが、壁のテイストが良かったです。白とグレーでシンプルな作りになっていて、展示物が目立つようになっていました。


室内は生演奏や、直角に曲がったモニターにサウジアラビアの景色を映し出したり、建築に費用が掛かっているかはわからないけど高級路線ではあるなという感じでした。


2時間並ぶ価値があるか?というと、、
売店・テイクアウト




パビリオン入場者のみのエリアに売店とちょっとしたテイクアウト店があります。
レストラン
結論から先に書きます。サウジアラビアパビリオンのレストランが万博で一番美味しかったです!!
レストランはパビリオンとは列が別で、入るのに1~3時間くらい並びますが、入った後はものすごく感動。テーブル席やサウジ式ござっぽい席があり、海外旅行に来たような感覚になれました。


写真右上の「モバサル」(揚げニラパンみたいな見た目)は日本人の口に合うと思います。田舎のおやつを思い出す。


お茶も高いところから注いでくれる。なお、注文は英語です。
特に話題なのは「ハニース」。ハチミツに漬けた羊肉を6時間ローストしたものです。めちゃくちゃ柔らかいし、お米もとても美味しい。ただ量は多いので1人はキツいです。
デザートも含めて最後までとても美味しかった。。これは口に合わないみたいな品が一つもなかったです。


クウェート館


クウェートパビリオンは中東国として予算がかかっている感じがしました。
最後の方でプラネタリウムがあるのですが、早い者勝ちで仰向けに座るところを確保し天井を見上げます。


行っておいて損のないパビリオンだと思います。
レストラン
クウェートレストランはSNSでも人気でしたし、サウジアラビアパビリオンのスタッフがおすすめとも言っていました。
パビリオンとは別に列があり、早くて30分くらいで入れます。
4種類くらいメインメニューがあるのですが、どれも¥3,850します。


どうでしょうか。私はあまり、、という感じです。
ルクセンブルク館
ルクセンブルクパビリオンは1時間待ちくらいで入れる人気パビリオンです。


待っている間は壁にルクセンブルクの歴史や現在についてコラムがあるので退屈しません。
展示物はネタバレになってしまうので一つだけ画像を載せておきます。


さすがGDP世界一の国。近未来的でした。
売店・テイクアウト
展示を見終わった出口に売店とテイクアウト店があります。




テイクアウトはドリンクと食事で分かれています。注文は英語です。




ワインはどれもルクセンブルク産のものとのことです。撮影させてくれたお姉さんありがとう。


値段は万博価格ですが、ルクセンブルクは中々旅行で行ける距離ではないので、まとめて楽しめるのは良いですね。






見た目がとても可愛いし気になりますよね。お味は何ともですが、デザートは美味しかったです!
オーストリア館
オーストリアパビリオンでは音楽メインで歴史を学べます。数多くの音楽家が生まれた国故ですね。


何より建物がすごい…..!!!夜は特に映えてましたねー。


入るとすぐにグランドピアノがあります。ヤマハが提供したピアノで裏面が日本仕様になっていて粋ですね。
そしてそしてすごいのは、このピアノ、自動演奏機能がついています。鍵盤が動きながら音を奏でるので、ぜひ観に行ってみてください。


展示物ひとつひとつがかわいい!


売店・テイクアウト
出口の後には売店があります。なんと、音楽を聴かせて育てた獺祭が売っています笑
値段は¥8,000で想像よりは安かったので、話題性も兼ねてお土産に良いかもですね!


テイクアウトは写真を撮り忘れてしまったのですが、カイザーみたいな名前のデザートは美味しかったです。値段は¥1,500くらいで高いですが、、
インド館
完成が遅れていた話題のインドパビリオンにも入ってみました。ここは予約なし待機列なしで入れました。


色々と展示物はあったのですが、どんどん進ませようとする運営の圧で全然見れなかったです。。


ラウンジ!?と興奮してしまったのはマイラーの証。しかし我々がイメージするラウンジとは程遠いものでした笑
テイクアウト




出口付近で飲食物を購入できます。インドパビリオンの入場者しか購入できません。




インドカレーやイドゥリサンバー、現地で流行りのファストフードのパニプリなど色々爆買いしてみました。
一番美味しかったのはサモサとマンゴーラッシー。
日本にはインドカレー屋さんがたくさんあるので違いはどうかなーと思いながら食したのですが、サモサはここで食べる価値があると感じました。フルーツが入っていて美味でした。
その他はノーコメントですが、これが旅の醍醐味ですよね!
おまけ
その他、良かったものを書いておきます。
オランダ館で買える記念紙幣
2025円で記念ユーロ紙幣が購入できます。もちろん会計には使えませんよ..!
実はヨーロッパではEU加盟国の現地記念0ユーロ紙幣が売っています。私はちょこちょこコレクションしているので、こういったものは嬉しいですねー。
ポルトガル館でテイクアウトできるエッグタルト
SNSで人気のエッグタルトです。午前と午後に焼き上がり、すぐに完売してしまう人気者です。
チェコ館のピルスナービール
チェコパビリオンではビールのテイクアウトがあるのですが、泡の量が3段階で選べます。当たり前の7:3、半分ずつの5:5、ほぼ泡の1:9。せっかくなので5:5で楽しみました。


以上、万博レビューでした..!!
帰りはもちろん伊丹空港でプライオリティパス


帰りは飛行機だったので伊丹空港へ移動しました。伊丹空港内のエアポートワイナリーではプライオリティパスで3000円程の食事とアルコールが無料で楽しめます。
この日のメニューはチキン南蛮 or ヒラマサのカルパッチョでした。私はヒラマサをチョイス。




さらに無料でワイン飲み放題が付いてきます。とんでもないですよね。


この日は7種類のラインナップでした。赤の泡は珍しい。


実はこのレストランはプライオリティパスが導入される前からお気に入りなのですが、空港内でワインを生産しているんです。このお店がプライオリティパス対象店になった時は舞い踊りました。


飛行機旅には欠かせない「プライオリティ・パス」をまだ持っていない方は1年間お試しが可能です!


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